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不妊症治療

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群とは?

多嚢胞性卵巣症候群(PolyCystic Ovarian Syndrome: PCOSと略)は月経不順、不妊、肥満、多毛等を主な症状とする疾患です。排卵が妨げられ、希発月経や無月経となります。肥満や多毛は必ず見られる症状ではありません。原因はひとつではなく、脳から卵巣へのホルモン分泌や脂質代謝や糖代謝などが複雑に絡み合っていると考えられています。

診断は: (1) 症状 (月経不順、不妊、肥満、多毛)   
(2) ホルモン検査: LH/FSH比が1以上や男性ホルモン値の高値
(3) 超音波検査: 卵巣に小さな卵胞がたくさんある

上記の3項目を満たすことで診断します。

 

治療

1. 現在、妊娠を希望しない人:
ホルモン剤(エストロゲンとプロゲステロン)で少なくとも2〜3ヶ月に1回程度は月経を起こします。月経を周期的に起こすことで若年性子宮体癌の発症を予防します。
2. 現在、妊娠を希望する人:
排卵誘発を行います。

■第1選択: 内服薬でクロミッド(R)があります。クロミッド単独で排卵が起きない場合、クロミッドに他の薬剤を併用することもあります。さらに、クロミッド服用後から排卵誘発剤の注射剤を投与することもあります。

■第2選択: クロミッドで排卵しない人や妊娠に至らない人に排卵誘発剤の注射を行います。HMG−HCG療法はクロミッドより強力に排卵を起こします。排卵する卵子の数も増えます。副作用として、多胎妊娠(三つ子や五つ子)や卵巣過剰刺激症候群などがあります。

■第3選択: 手術(腹腔鏡下卵巣多孔術)
腹腔鏡下に卵巣に多数の孔をレーザー光線や電気メスを使って開けます。 PCOSの卵巣表面は肥厚し卵子がなかなか出ない状態にあり、孔を開けることで排卵し易くなります。その効果は永久に続くわけではありません。ただし、当院ではできませんので、他施設に紹介することになります。

■第4選択: 体外受精胚移植法
排卵誘発剤に副作用のひとつである多胎妊娠は戻す受精卵の個数を制限できるので防ぐことができます。

 

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